当記事ではアスレティックトレーナー(以下トレーナー)として働くなかで感じる、やりがいと大変なことについて解説します!
・トレーナーという仕事に興味がある
・どんなやりがいがあるの?
・大変な部分も知りたい!
このようなお悩みを解決します!
僕は普段、スポーツチームにトレーナーとして帯同しています。
大学卒業後、様々な現場やチームに関わってきました。
その中で感じた、トレーナーという仕事のやりがいや大変な部分を紹介していきます!
トレーナーに興味がある方、トレーナーを目指している方は参考にしてくださいね。
アスレティックトレーナーのやりがい5選
①所属するチームが勝つ、担当した選手が活躍する
トレーナーの役割は、大会や試合に向けて選手のコンディションを整えることがメインとなります。
体のケアやトレーニングはもちろんのこと、他愛のない話で選手をリラックスさせるのも大事な仕事の1つです。
普段、家族以上に長く過ごしている選手たちが活躍し、チームの勝利に繋がった時にはものすごくやりがいを感じます。
②選手と喜びや悔しさを共有できる
普段の練習やトレーニングが必ずしも結果に結びつくとは限りません。
思うように結果が出ない時や、チームがなかなか勝てない時もありますが、
身近にいるトレーナーだからこそ、その悔しさを選手と共有することができます。
勝てばチームで喜び、負けたらチームで悔しがる。
この一体感にも大きなやりがいを感じますよね。
③選手の成長を間近で感じられる
トレーナーは選手にかなり近い立場の役職です。
そのため、選手達の成長も間近で感じることができます!
できなかったことができるようになる、ひとつのキッカケを足がかりにレギュラーを掴み取る、
若い頃から見てきた選手が試合で活躍する。
毎日同じ時間を過ごす選手たちの成長を感じられるのも、トレーナーという仕事の大きなやりがいとなります。
④所属チームとともに、トレーナー自身も多彩な経験を積むことができる
所属しているチームが以前、リーグ戦で優勝する機会がありました。
僅差でもつれた試合でしたが、最後の最後に逆転し、優勝を決めました。
試合が始まる前の緊張感、緊迫する試合展開、そして優勝が決まった瞬間にできる歓喜の輪。
僕1人では絶対にできない貴重な経験をすることができました。
試合だけではなく、普段の練習や遠征先での出来事、選手たちとのやり取りを通してトレーナー自身も様々な経験を積むことができます!
⑤常に新しい技術や知識を学ぶ機会がある
体の不調がある、どこか痛みがある、
それをできるだけベストな状態に整えるのがトレーナーの大きな役割となります。
そのためには新しい情報にアンテナを張っておくこと、インプットした知識を適切にアウトプットすることが大事になってきます。
できるだけ良いサポートを提供する必要があるため、新しい技術や知識を取り入れる機会がたくさんあります!
アスレティックトレーナーの大変なところ
①チームや選手が優先の生活になりがち
種目によって時期の違いはありますが、スポーツにはだいたいメインシーズンがあります。
その時期は試合や大会、遠征が多くなり、どうしてもチームの日程が優先となってしまいます。
僕には妻と小さい子供が2人いますが、みんな理解をしてくれているため、仕事に専念することができています。
その分、仕事が落ち着いた時には家族サービス三昧ですけどね(笑)
②選手とコーチの間に入って調整が必要となる場面
体を痛めて100%の力が発揮できない、状態が良くないので一旦試合メンバーから外さないといけない、
そのような場面が多々あります。
そんな時はトレーナーが選手とコーチの間に入り、今後のプランを調整していきます。
選手がどれくらいの状態なのか、少しくらい無理をさせても大丈夫なのか、
この辺りの見極めが難しくなってきますね。
③次の日までに選手の体を整えないといけない場合がある
立て続けに試合がある時、大事な一戦を控えている時、
必ずしも100%の状態で臨めるとは限りませんよね。
明日も試合があるのに体を痛めてしまった、朝起きたら寝違いをしてしまった、
そんな状態の選手を試合までに何とかしなければならない場面もあります。
体の状態を評価し、適切なケアをする。
そこがトレーナーとして腕の見せ所ではありますね。
まとめ
トレーナーは選手に寄り添ってコンディションを整える役割を担っています。
大きなやりがいを感じることが多々ありますが、大変な部分もある職業です。
チームの勝利に繋がる、担当した選手が活躍する、そういった時はトレーナー冥利に尽きると言えますね!
スポーツチームや選手にとってトレーナーは欠かせない存在となっています。
これからスポーツ観戦をする時は、ぜひトレーナーの方にも目を向けてみてくださいね!
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